iPhone12以上の最新機種で5G通信を使ってみよう!

次世代通信の「5G」が2020年3月からスマートフォンで利用できるようになっています。

同時に接続できる端末数が圧倒的に多く、IoTに貢献する社会インフラとして今後間違いなく重要となる5G ですが、現在の自分の生活には関係ないと思っている人も多いのではないでしょうか。

iPhoneユーザーにとっての5Gの現在地点をご案内し、始める際のヒントをお伝えします。

「5G」を手短に言うと

5G(ファイブジー)は次世代の通信方式です。

現在のスマートフォン通信の主流は4G(LTE)ですが、4Gより大幅にスピードが速く、大量ダウンロードの際も待たなくて済むのが5Gの特徴です。

5Gはさらに速度低下も起こしにくいとメリットずくめですが、その快適性を味わうためには、対応する通信機器とインフラの整備とが必要です。

5G対応の機種は高価で、現在着実に進行中の、携帯電話料金引下げ傾向とは真逆の方向性にあります。

快適であっても地域を限って使える5Gより、わかりやすく安くなりつつある料金のほうが着目されるのは仕方ないことかもしれません。

現在の5Gの状況

5Gの通信可能エリアは、徐々に範囲を拡大しています。

5G通信網を広げるのは大手キャリアごと、基地局を増やしながらの対応になるため、時間が掛かります。特に後発の楽天モバイルなど、どうしても5G対応が遅れ気味になるのは仕方ありません。

2021年12月現在、5G対応エリアは主に大都市中心部ですが、全国に点在しているので、地方都市在住の方にも5Gを試すチャンスがあります。

とはいえ、まだまだ5Gはおまけのような状況です。

5G通信の速度

5G通信の速度は、この程度出るとされます。

・5G・・・10~20Gbps

・4G・・・50Mbps~1Gbps

数字だけ見てもあまりピンと来ませんが、数値の上では4Gの20倍ぐらい速いということです。

さらに混雑の起こりにくさも、4Gの10倍とされています。

従来の4Gと比べると劇的な速度が出る5Gですが、光回線(固定回線)にWi-Fiでつないだときほど速度が出ているわけではありません。

とはいえ5Gならオンラインゲームや動画の視聴も快適なことは確かなので、今後は家庭でも、携帯電話回線のみでの利用になっていくかもしれません。

5G通信の問題点

普及途上の5G通信だけあって、問題点も見られます。

【5Gを使うには大容量が必要】

5G通信は4Gの2.7倍と、通信容量を多く消費します。

今後、携帯電話各社からさまざまな5G向けプランが出てくるでしょうが、使い放題プランにしないとフル活用はしにくいでしょう。

いっぽう世間では、実際の使い方に合わせた、通信容量に制限のある安いプランがどんどん増えています。

今後は、速い5Gと安い4Gとに二極化していくと思われます。

「基本料金を安くしておくが5Gも使いこなしたい」となると、利用者にも相当の工夫が求められます。

【パケ止まりの問題】

5Gエリアの境目における「パケ止まり」という問題があります。特にドコモ回線で多く発生しています。

5G提供エリアの境目において、5Gにつながっているのに通信が止まる状況を指します。

ユーザーからは、かえって遅くなると不評です。

ただ、各社とも対応は進めているので、徐々に解消していくと思われます。

iPhoneで5Gを使えるのは12以降

iPhoneの場合、5G通信に対応している機種はiPhone12以降です。

12と13の全機種が5G対応です。

11以前の機種では、5G提供エリアにいても5Gにつながる手段はありません。旧機種の人にとっては、12以降に買い替えない限り5Gは関係ない話です。

安価で人気のiPhone SE(第2世代)も5G非対応です。2022年に発売濃厚と思われるiPhone SE(第3世代)が5G対応かどうか、注目されます。

iPhoneの5Gオート機能

iPhone12以降には、「5Gオート機能」が付いています。

5G対応エリアにいても、速度向上の効果が見られない場合は、自動で4Gに切り替わる機能です。「5Gエリアなのに4G」になっているとしたら、恐らくこれが理由です。

ただパケ止まりの問題もある中では、4Gにスムーズに変わることはメリットでもあります。

5Gを使えるキャリアは

5G通信は通信容量を大量に消費するため、携帯電話の契約も大容量を使えるものが必要です。

3大キャリアの使い放題プランが有利で、大容量を想定していない格安SIMのプランでは5Gを使いにくい状況です。実際、格安SIMでは5G非対応のブランドも多いです。

それでも、次のブランド(プラン)では、容量も多く用意され、5Gを使うのに便利です。

・楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」

・UQモバイル「くりこしプラン +5G」

・ワイモバイル「シンプルL」

・mineo(5G通信オプション無料)

iPhoneの人も、大容量でありながら料金面のメリットの多いプランが使えます。

これからの5Gに期待

まだまだ発展途上の5Gではありますが、今後10年掛けて通信の主流になっていくことは間違いありません。

iPhoneの最新機種で、ぜひ5Gを試してみてください。