毎年秋に新作が出るiPhoneも、数えて「14」が2022年9月に発売されました(14Plusは10月)。
新しくなった部分、そして買い換えるメリットの有無等について、マニア目線でなく一般ユーザーを念頭に置いて見ていきましょう。
iPhone14では「mini」が消え、Plusが加わった
iPhone14のラインナップは、次の通りです。Apple Store価格も併せてご紹介します(128GB)。
・iPhone14:119,800円
・iPhone14 Plus:134,800円
・iPhone14 Pro:149,800円
・iPhone14 Pro Max:164,800円
7月からApple製品はのきなみ値上げをしましたが、新作の14の新規発売価格については、過去最新モデルと比べて大幅な値上げにはなっていません。
iPhone14のラインナップは、13とは変わっています。まずこちらから確認しましょう。
miniが廃止
手の小さい女性等に人気の高かったiPhone mini が14のラインナップから消滅しました。
スマートフォンの大型化がトレンドではありますが、miniユーザーからの嘆きの声も聞かれます。
いずれにしても14にはminiがないので、今しばらく小型サイズのiPhoneを使いたいのであれば、2021年発売のiPhone13 miniを選ぶ方法もあります。
iPhone13 miniは14発売と同時に値下げされ、92,800円から手に入れることができます。
新規に加わったPlusとは?
iPhoneの「Plus」というクラスは、iPhone8以来の5年ぶりの復活です。
iPhone14 Plusのわかりやすい特徴は「大きい」こと。基本のiPhone14(6.1インチ)よりも一回り大きな6.7インチディスプレイは、ゲームや動画を楽しむのに最適です。
ProとPro Maxの違い
サイズに関するiPhone14とPlusの関係は、上位機種であるPro、Pro Maxと同じとなりました。
標準サイズ(6.1インチ)がiPhone14と、iPhone14 Pro、大型サイズ(6.7インチ)がiPhone14 Plusと、iPhone14 Pro Maxということになります。
サイズ以外のスペックで違いがあるのは、動画再生時間と、バッテリーの持ち時間です。いずれも大型サイズのほうが若干優れていますが、好みのサイズで選べば良いでしょう。
iPhone13からなにが変わった?
毎年新機種の登場するiPhoneには、フルモデルチェンジの年とマイナーチェンジの年とがあります。
13がマイナーチェンジだったため14はフルモデルチェンジかとも思われましたが、蓋を開けてみれば今年もマイナーチェンジでした。
とはいえ上位機種に関しては見た目も大きく変わりましたし、それ以外でも購買意欲に結びつくかどうかはともかく、重要な機能が加わっています。
期待されたが変化のない部分
期待されつつ今回も変わらなかった部分を先に見ておきます。
・指紋認証
・USB Type-C接続
これらの導入は今回も見送られています。
顔認証システムは、マスク生活の続く日本ではやや不便なところです。
物理的な接続方式が、iPhoneは相変わらずライトニングケーブルです。破損しやすいために不評で、Type-Cが望まれています。
機体のサイズは13とほぼ同一
基本のiPhone14では、厚みが0.15mm増した一方で1g軽くなりました。
上位機種についても増えた厚みは同様で、重量はProで3g、Pro Maxで2g増えています。
いずれもほぼ同一です。
チップが地味に進化
基本のiPhone14のチップが、「A15 Bionic」の「4コアGPU」から「5コアGPU」に変わりました。
iPhone14 Proのチップは、「A15 Bionic」から「A16 Bionic」です。
進化していますが性能としてはごく微差で、13と機能差が生じるようなものではありません。
カラーバリエーションが追加
iPhone14では、新しい色が登場しました。「パープル」または「ディープパープル」(上位機種)です。
ディープパープルは光の当たり具合で違った色に映る点に高級感があり、さっそく人気を集めているようです。
上位機種ではデザインとディスプレイ表示が進化
iPhone14の一般機種は13と見た目はほぼ同一ですが、上位機種ではデザインが大きく変化しました。
ディスプレイ上部の切り欠き「ノッチ」がProとPro Maxでは廃止され、Dynamic Islandというアニメーション画面となっており、かなり印象が異なります。
さらに上位機種は、常時表示ディスプレイに対応しています。画面がロックされず、常に情報が映し出されています。Apple Watchをお持ちの方ならピンと来るでしょう。
上位機種のカメラ画素
iPhone14の上位機種、ProとPro Maxについては、カメラ画素が大きく増えています。
従来モデルの「1,200万画素」が「4,800万画素」となりました。
下位機種については従来どおりです。
ただし基本のiPhone14についても進化していないわけではありません。全機種とも、暗所での撮影にさらに強くなっています。
衝撃検知機能
iPhoneは年々進化しており、少々機能が向上したと聞いても、もはや決定的な違いがわからないかもしれません。
そんな中、今までにはなかった新たな機能が搭載されているので要注目です。
自動車に乗車中、激しい衝突事故に遭遇した際にiPhoneが自動でSOSを発信する機能で、14の全モデルに搭載されています。
事故を判断するのは簡単ではなく、アプリだけでは到底対応できません。Apple Watchで培った高度な技術のたまものです。
今後、この機能のおかげで命拾いをする人も必ず現れることでしょう。
進化を続けるiPhone14
発売されたばかりのiPhone14の改良点を見てきました。
衝撃検知という画期的な機能はありますが、一般ユーザーに最も訴求するのは上位機種のデザイン、ディスプレイ機能と思われます。
グレードアップのタイミングを計っている基本モデル派は、もう1年待つとフルモデルチェンジになるかもしれません。
